勤務先から唐突にTOEICスコアが求められ勉強しようとしても、時間がない。
定番の悩みだと思います。
私も昇格するためにTOEICスコアを730点以上取得する必要がありました。
しかし、当時の私は23時すぎまで仕事で家に帰る頃には日付が変わる日々。
朝は、子供に起こされ自分の時間はない。
当然、勉強する時間がありませんでした。
勉強時間を捻出するために実施したのは、下記の通りです。
通勤時間を利用する
通勤時間は、ひとりで集中できる時間です。
スマホでゲームしている場合ではありません。
スマホを触るなら英単語を覚えましょう。
私は、一日100単語を覚えていましたが全て行き帰りの電車で覚えていました。
往復1時間程度ですが、１時間あれば100単語あります。
電車ですと、どうしても降りる駅で強制終了します（歩きスマホはやめましょう）。
降りるまでに100単語覚えないといけないプレッシャーがありますので、集中もできます。
通勤時間くらい休みたいという思いもあると思いますが、仕事で憂鬱な気分でいるよりも英語を勉強している自分に酔うのも、案外気持ちがいいですよ。
なお、覚える時はかならず音を聞きましょう。
発音も小声でぶつぶつ呟くのをオススメします。
不審者ですが、誰も気にしていないので英単語を覚えるために、見て、聞いて、発音を忘れずにしましょう。
英単語の詳しい覚え方は、こちらを参照ください。
これで、まず1時間確保できました！
昼休みを利用する
みなさん、お昼休みはなにをして過ごされてますか？
お昼を外で1時間ゆっくり食べて、コーヒーを買って帰ってくる。
同僚とおしゃべりする。
ネットサーフィンをする。
など息抜きの時間に充てていませんか？
でも、みんなが休んでいる時間こそ勉強すれば差がつきます。
昼休みは、英単語や、問題集を解きましょう。
英語の勉強が行いにくい環境でしたら、仕事をしましょう。
昼休みも仕事すれば、早く帰れますよね？
早く帰れればそれだけ、英語学習に充当できます。
また、1時間確保できました！
これで２時間確保です。
19時に退社を予定表に入れる
早く帰ろうと思っていたら、時間外に緊急のミーティングを入れられた。
定時間際に上司に捕まってしまって、帰れなくなった。
後輩の相談がギリギリになって、帰れない。
そんな経験はないでしょうか？
私は、全部あります。
そこで、退社時間を宣言しましょう。
私は、outlookのカレンダーで社内の人の予定を調整していたためoutlookの予定表に、19時退社と入力し、予定をブロックしてしまいました。
そもそも、18時が定時なので18時に退社しても問題ないのですが、なんとなく19時からにしていました。
19時退社で周囲に伝えておくと、それまでに要件を片付けようと相談もタイムリーに来るようになりました。
その結果、周囲の人の仕事時間も短くなりいいことづくしでした。
終わりの時間を意識して仕事すると、集中力もアップし効率も上がりますので試してみてください。
仕事を選ぶ
仕事は、自分にしかできない仕事に専念しましょう。
1年以上同じ仕事していたら、もうその仕事から学べることはありません。
他の人に譲って新しい仕事に専念しましょう。
自分の仕事を他の人に譲るのは勇気が入りますが、空いた時間は他の仕事や勉強が埋めてくれます。
仕事をどんどん譲っていくと、新しい仕事が降ってきます。
新しい仕事は大変ですが、新陳代謝をすることでチームは強くなります。
また、人に仕事をお願いすることにより新しい視点で改善点が見つかることもあります。
結果的に、仕事の質も上がりますからwin-winの関係になります。
自分にしかできない仕事に集中するときには、他の人にどうしても渡したくない仕事があるかもしれません。
それは、取っておいていいと思います。
好きな仕事がなくなりますとメンタルも不安になりますので、メンタルに影響の出るようなことはやめましょう。
自分にしかできない仕事はなんだろうかと、突き詰めていくと、得意なことや好きなことがわかりますのでオススメです。
五人以上の会議は出ない
気づけば、一日中ミーティングしていた。
1時間のミーティングが一日に３回もある。
そんな経験はないでしょうか。
全てのミーティングに出る必要はありますか？
情報共有のためだけのミーティングでしたら、後で議事録を見れば内容は十分ですよね？
五人以上いるミーティングで、議論して結論が出ることはありません。
大抵、仕切り直しになったり、調べておいてとなります。
また、発言者もファシリテーターとボスのみとなり、出席している意味がなくなります。
１時間参加して、発言時間が5分もないということになりかねません。
それならば、出る必要がありません。
むしろ、テキストベースで進めておくことをオススメします。
資料を作成し、チャットで共有してしまうのです。
気付き事項や、修正点などはチャットでコメントもらいましょう。
そこで、議論したほうがいい問題が生じた時にミーティングをセットすれば問題ないです。
無駄なミーティングを減らすだけでも、かなり時間が短縮されると思いますので、試してください。
メールは一日２回、電話は出ない
メールって便利なんですけど、面倒ですよね？
集中しているときに、受信の通知を確認して開くと面倒なメール。
あとで返信しようと思ったら、別の人から電話がかかってきて、別件に取り掛かる。
別件を片付けた後、メールを開くと新規メールが20件以上溜まっている。
結局、メール処理と電話で一日終了。
やろうと思っていた仕事は、定時後にようやく着手できる。
メールや電話は、手軽に連絡が取れる反面、時間を奪います。
時間を奪われないようにするためには、遠ざけるしかありません。
まず、メールをみる時間を決めましょう。
私は、昼休み前と帰る前の２回にしています。
そして、メールは見たらすぐに返信しましょう。
あとで返信しようとしても、忘れてしまいますし時間がかかるだけです。
どんどん処理して、受信BOXは常に空しておきましょう。
どうしても時間のかかるメールは、未読に戻しておきましょう。
未読があると気持ち悪いというメンタルになれば、どんどんメールを捌けると思います。
また、電話は使うのをやめましょう。
少なくても急にかかってきた電話に出る必要はありません。
集中して作業しているときに、電話に出てしまうと集中力が途切れます。
また、時間もどの程度かかるかわからないので時間をロスすることになります。
電話を避けるために、なるべくチャットでやりとりを完了させましょう。
どうしても、チャットでは伝わらない場合には、時間を指定して電話するようにしましょう。
上司やクライアントからの電話に出ないのは、勇気がいるかもしれません。
でも、電話に出ないキャラを確立すれば電話がかかって来なくなります。
快適な空間は自分で作り出しましょう。
まとめ
英語の勉強を開始しても、一日の時間は増加しません。
そうなると、英語の勉強をするには他の時間を削るしかありません。
会社から求められているTOEICスコアなのに、会社の仕事で勉強する時間がないのは本末転倒ですよね。
それでも、移動時間や昼休みを利用するだけで２時間作れます。
さらに、余計な仕事をしないことを決意して、自分の仕事に集中することを意識すれば時間は作れます。
もちろん空いた時間はTOEICの勉強に充てましょう。
TOEICスコアが目標に達したら、勉強をやめてもいいと思います。
それでも、今回紹介した仕事のやり方をマスターすればTOEIC以外の勉強をすることもできます。
また、家庭の時間を増やすこともできます。
とっとと、TOEICスコアをクリアしてどんどんいろんなことを勉強して成長していきましょう。
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