シャドーイングの実施

TOEIC

みなさんは、シャドーイングというのをご存知でしょうか?

シャドーイングは、英語を聞いてそのまま発音する練習のことを指します。

シャドーイングは、リスニング力を鍛えるのに最適ですのでぜひはじめて見てください。

詳しいやり方は、下記で説明します。

教材探し

英語を聞いて発音するといっても、どの教材がいいの?

となりますよね。

それは、

TOEIC公式問題集

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です。

TOEICのスコアアップを目標にしていますから、TOEIC教材をベースに勉強するのが一番です。

リーディングは、とにかく数を複数回転することが必要ですので、問題数の多いで

「TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問」

をオススメしています。

しかし、リスニングは数よりも1つの文章を正確に聞き取れるようになることが優先されます。

そこで、TOEIC公式問題集を使用してシャドーイングを行いましょう。

具体的には、

Part4

を練習します。

Part4は、一人のナレーターが1分弱の文章を読み上げます。

一問一問を完璧になるまで練習しましょう。

シャドーイングは意味がわからなくてもいい?!

教材を決めたら、早速実施してみましょう。

音声を流して、すぐに自分で発音しながら追いかけます。

Hello(ハロー)

という単語だとしたら、

He(ハ)が聞こえたくらいで発音するイメージです。

聞こえた音をそのまま口から出すことをイメージしましょう。

複数回繰り返すと、暗記してしまい音声と同時や、音声を聞く前に発音したりということが起きますが

絶対ダメです。

聞こえた音をそのまま口に出すことが目的ですので、暗記することが目的ではありません。

例えば、アラビア語など聞いたこともない言語でシャドーイングすることをイメージしてください。

予想ができないから、聞こえる音に集中しますよね?

この状況が、シャドーイングの目的です。

予想や、文法に頼ることなく聞こえた音をそのまま発音することに注力しましょう

聞こえてくる音を無の境地で発音しましょう。

最初は、意味を考える余裕がなくて大丈夫です。

徐々に、耳が英語に慣れ意味がわかるようになってきます。

シャドーイングは、全文まとめて実施?一文ずつ実施?

最初は、一文ずつ止めてやろうかな?

そう思いますよね。

でも、Part4の長文をいちいち止めてまた再生するのは正直面倒です。

そこで、最低10回は全文通して実施してください。

そうすると、自分で発音できない部分が明確になってきます。

そこは、いったん英文を確認しましょう。

英文を見ながら、リスニングして正確に発音できるようになるまで練習しましょう。

自分で発音できない部分=正確にリスニングできていない部分です。

1つ1つの単語の意味はわかるのに、文章になると聞き取れない。

こんな経験はないでしょうか。

これは、文章になると音声変化を起こすためです。

音声変化とは、英単語が英文になると前後の単語との関係で、

本来の発音をされないことを言います。

音声変化は、5パターンあります。

この記事では、音声変化について詳しくは触れません。

なぜなら、覚えたところで聞き取れるようになるかと言われると正直微妙です。

パターンを知っていて損はないと思いますが、聴きながらこれは、音が欠落しているな。

などど考えている暇はありません。

パターンを知らなくても、音に慣れれば聞き取れるようになります。

そのためにシャドーイングを徹底しましょう。

ただ、知っていて損はありませんので興味のある方は下記を購入されるといいと思います。

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感想(0件)

こちらを発行しているENGLISH COMPANY社は、英語のパーソナルジムを経営しています。

英語学習をきちんと学問に落とし込んだ第二言語学習をベースに、英語の勉強法を教えてくれるジムです。

私もこちらには大変お世話になりました。

英語学習のベースは、間違いなくENGLISH COMPANYで身につけました。

ただ、ENGLISH COMPANY社はTOEICのスコアを伸ばすことに特化したスクールではありません。

あくまで、英語力を伸ばすことを目的にしています。

英語力が伸びたことを数値化するために、TOEICスコアを目安にしているとのことです。

話を音声変化に戻しますが、あくまで正しくヒアリングできれば問題ないのでシャドーイングしていて、どうしても気になる人は、一読されるといいと思います。

上手くできない時は低速にしよう

シャドーイングを始めたばかりの頃は、うまく発音できずそのうち暗記に頼ってしまいます。

しかし、それでは意味がありません。

そんな時は、音声スピードを遅くしましょう。

今は、You Tubeも倍速で聴く人が多い中で音声スピードを遅くする人は少ないと思います。

しかし、シャドーイングでは効果絶大です。

音声スピードを遅くし、そのスピードを超えないようにすると、聞いてから発音することに集中できます。

私は、0.6倍速までスピードを落としていました。

慣れるまでは、音声スピードを落とし、聞いて発音する練習に取り組みましょう。

まとめ

シャドーイングは、リスニング力向上のために必須のトレーニングです。

聞いたままに発音するというのは、最初かなり難しいと思います。

また、発音することに抵抗感があるかもしれません。

ただ、その抵抗感を捨てないとTOEICスコアも伸びませんし、英語がしゃべれるようにもなりません。

ボソボソと喋るだけで構いませんので、ぜひ今日から実践してください。

今日も勉強していきましょう。

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